裸足にサンダルが一番です
汗っかきな私は都内の高層ビル群の
オフィスのサラリーマンですが、やっぱり夏場に
革靴とスーツというのは拷問です。
冬でも足の裏が暑くて眠れない時があるほどの私ですので
スーツに裸足でサンダルで行こうか本気で悩んでいましたが、
やはり小心者の私には一目が気になりそれができません。
職場に着けば靴の中が蒸れていかにも足の匂いという
匂いが漂ってきて、周囲の皆様にご迷惑をおかけしてきました。
ある夏の週末、特に予定を決めていたというわけでは
なかったのですが、同僚数人と所長と何気なくビアガーデンに
行こうという話になりその日のうちに行くことになりました。
いまの20代くらいの若い人は飲ミニケーションなんてと
敬遠するひとも多いと聞きますが、こういった権限のある上司との
酒飲みというのは仕事をやりやすくする上でものすごい機会なのです。
私の職場には来客もおおく身だしなみの点から、仕事中
サンダル禁止でしたが、ビールを飲みながら、
「いや〜。こんな暑くてムシムシしているなかで飲むビールは
最高ですね〜。職場でも裸足でサンダルなら
最高なんですけどねぇ〜。」
なんて所長に言ってみると、
「俺もそう思ってたんだけどよ〜。あの規則だれが決めたんだよ?」って。
どうやらサンダル禁止というのはよくよく調べてみると特に
決まっていたわけではなく、なんとなく、というものだったようです。
所長は雇われ所長なのでその辺の事情はよく分かってなかったようです。
正直、職場の来客というのもほぼ工事関係の業者さんなので
あまり身だしなみに気を使わなくてよかったりするわけです。
一応、所長からはスーツと裸足に似合うサンダルなら
履いていいよということになり、今年からは快適サンダルライフで
足臭ともさよならできました。